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またまた和歌山

本日は和歌山で発表会 私の作品は短い物で出演もしていないので ゆっくり舞台を見る事が出来た

バレエを見ていて感動した一瞬があった

どう見ても「初級の腕前」などう見ても「かなり長い事やってる」パ(一つ一つのバレエの動き)のこなし方  の  出演者がセンターでソロを踊っていた 其の方はとても大らかな空気と楽しそうな表情を全身で発していた  「まるで唖の少年が必至に何か叫ぼうとして其の叫び声が聞こえてくるような ピュアな動き」とでも 言おうか・・・    こういう一瞬こそ私が追い求めている迷路の先にあるもののような気がした。 

「どう見ても長い事バレエをしている。決して技術が向上しない。長くやっていても謙虚でそして踊っているのが楽しい(それを見ている人に其の楽しさを伝えられる」 此れが感動を生む条件かもしれない
其の出演者の方には非常に失礼な話しだし 褒められた表現ではないかも知れませんが お許しを


ヒップホップなどのストリートダンスを見ていて

彼らの動きは非常に音楽に合っているし 動きもハッキリしている まるでこの音楽にはこの動きしか絶対に「ありえない」 と思わせる程 何の迷いも無く動いている 「チョコレートはガーナチョコレートじゃないと絶対にやだ」という子供のような頑固さを感じる。「彼らの動き決してどうでもいいものではない」  一方コンテンポラリーダンスはと言うと 「動きなんてどうでもいいんじゃないか」と思う事が多々ある  其の動きに対するこだわり思い入れが大切か 其の動きにの先あるもの(いい言葉が見つからない)が大切かってことかな?  前者は見ていて気持ちがいい  そして此れは下手な人はどんなに長い事やってても面白くないと思う。というかこの手の踊り(ストリートダンス)は長くやってると絶対にサマになって行くものだと思う。バレエとの大きな違いか?

色んなダンスを否定するつもりではない。ダンスに関しては意見も人数分ある。あくまで私見です。 ダンスは 奥が深いなと思った。

ザーザーと和歌山のFM放送の感度が悪くなるまで 車中で放送を聞きながら帰路についた

by saitohdance1 | 2010-03-01 01:55 | ダンス

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