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久々の日記

日記というには あまりにも長くアップしていなかった。夏は コンクールや舞台、発表会と沢山やらなければならない事があり 頭の中では「忙しい」からと 逆に普段より動きが鈍かったりした。この夏のスケジュールは三ヶ月前くらいから プレッシャーで、「本当に乗り切れるのだろうか?」といつも頭の片隅に有りました。おわったら終わったで「うまくいったんだろうか?」と不安になる。 

なんとか暑い夏は乗り切りました。
上念さんがダンスの時間のレビューを書いてくれてます。
是非覗いてください。


秋は遊ぶぞ〜〜と思いつつ滅多に無いバイクツーリング日は9月には一つしか無い舞台と重なっている・・・


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チラシは来月 同い年のハイジと踊る舞台です。前回は10年前。二人がちょうど40歳になったのを期にデュオを京都の栄運院で踊った。その時に「10年後にまた一緒に」の約束を成就する事になる。
そんな アリバーサリーや約束につき合わされるのは敵わないという方もいらっはるだろうが、勿論テーマも有るし二人でやってみたい事も有り余る程有ります。楽しみにしていただいていいと思います。どうぞいらしてください。よろしく願いします。
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# by saitohdance1 | 2008-09-09 19:04 | 日々

生きる

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あくまで普遍的な話として 我々は幾つになっても生きる意味を考えます。

「人間はそれを考える為に生きているんだよ」って宮沢賢治が、開き直ってますが・・(笑) ブルトンは「ナジャ」の中で「私は誰か?珍しく諺に頼るとしたらこれは結局私が誰と[つきあっている]かを知りさえすればいい、とういことになるはずではないか?実をいうと、この[つきまとっている]ともとれる言葉には戸惑いを覚える。」 

思いつくままに先人の「知恵の輪的思考」を考えるに、いずれも自分の存在価値なくしては 生きられないようだ。

而して昨夜 仕事が終わり外へ出ると、玄関のコンクリートの柱に今にも飛び出さんと反り返る「蝉の成虫」(断言) 彼(彼女は)7年だか地中に潜み今飛び出さんと 樹木ではなく硬いコンクリートをひたすら登りそして「飛翔」の長年の夢を叶えんがため明日の青空を思い あるいは同種との再会? 上空からの地上の景色を想像し ひたすら登ったはずだ。そして渾身力で、殻を破り 絶命の瞬間まで「飛翔」を信じただろう

そんな姿に人間の積年の「真理の探究」は西の風に吹き飛ばされてしまう

# by saitohdance1 | 2008-07-11 23:19 | 日々

若松美黄先生 講演会

若松美黄先生 講演会 6月28日2:00PM 芦屋市民ホール 
若松先生の講演会に行ってきました。様々な切り口からダンスの事、身体の事を聞かせていただきました。大いに感銘を受けそれをダンスに関わる人たちに伝えたい気持ちです。
 いきなり「舞と踊り」について 話しされました。先日「とりあえず、の會」という勉強会で世阿弥や井上八千代などのお話しになったとき「舞と踊り」については次回にと言っていた矢先だったので 身を乗り出して聞かせていただきました。若松先生の「舞と踊り」についての切り口は井上八千代さんが「私が演っているのは 舞です。踊りではありません」(勿論京都弁で)とおっしゃってる事も含めたもっと 大きな意味でのアカデミックな分け方でした。とても面白かったです。 そこから私の知らない原初的ダンスのお話などとてもためになりました。 その日回し読みさせていただいた若松先生が監修の本の一説が印象に残りました。抜粋します。

近年舞踊の世界では「自然な身体に戻ろう」という潮流があります。舞踊家は、技術を磨く事にばかり目がいく。そして身体に対する意識が薄くなってくる。技術はある程度高めると頭打ちになります。その壁を越えるためにももう一度自分の身体を見詰め直す必要があるんです。現代舞踊の公演を観ていても。ほとんどつまらない(笑)。なんでかなぁ、と思うわけです。みんな「私はこんなに脚が高く上がる」「これだけ速く動ける」って必死。そこには共鳴がないんです。
私の父は画家で、幼い頃絵を描きに行く父につれられて、良く公園に行きました。私はずっと父が描いているのを見ていられないからその辺に遊びにいく。戻ってくると、父の周りに人が集まっていた。ちょうど父が枝の細い部分に筆を入れようとしているところで、見守っている人たちも全員一緒になって息を止めていた。みんなが共鳴していたんですね。  とても舞踊的な光景でしたよ。  こういう連帯感が舞踊には必要なんです。人間は孤独が怖い。根源的に「共鳴したい」という願望を持っている。共鳴するには、自分も自信の中で共鳴できる統合された身体でなくてはならない・・・・・・
以上「パセオフラメンコ7月号」15ページ 若松美黄 共鳴する身体へ より抜粋

たまたま8月に私が「ダンスの時間サマーフェスティバル」で発表する作品が 3年前に初演の「RESONATE」共鳴(佐藤玲緒奈、生田朗子、サイトウマコト)という題名で 共鳴についてもう一度考察 作品を練り直したいと思いました。

とにかく先生のお言葉一言一言に 私は元気が出ました。 本当に感謝の講演会でした。

# by saitohdance1 | 2008-06-29 17:29 | ダンス

美食に酔う福岡の夜

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福岡にワークショップで呼んでいただいた。久々の福岡だ。福岡(博多)はなんと言っても食べ物が良い。ホッッッッッントに美味しい( ▽ )o〇O まずは初日赤坂の「信」というお店。も〜〜〜何でも美味しいから福岡に行く事があれば是非立ち寄ってもらいたい。はじめにイワシの煮付けをおいしい梅干しと食す。美食に酔う福岡の夜_e0134515_22391990.jpg
必ず頂くのは「お刺身盛り合わせ」生姜醤油で頂く馬肉、たてがみ(馬の鬣のところの脂肪)、馬レバー、くじらなど わさび醤油で頂く トロやヒラメ どれもこれも選び抜かれた絶品。美食に酔う福岡の夜_e0134515_22415764.jpg
ゴーヤの酢の物でちょっと休憩 食材が新鮮でどれを食べてもその素材の味が生かされてます。美食に酔う福岡の夜_e0134515_22425926.jpg
なんと言ってもこの時期冬場よりは脂ののっていない魚の中にあって北国で穫れる「キンキ」は最高!!!それを新鮮な魚しか味わえない「酒蒸し」で食す。なんて脂がのって美味しいんだ!!!!そこへご主人自ら「最高の珍味です」と運んできていただいたのが「キンキの肝」火加減絶妙な甘辛煮 も〜〜最高に幸せです。こんなに美味しいもん食べた事あったっけ〜〜???? 余りの美味しさに一気に食べるのを必死に我慢して トイレに立っていたGENさんに 一切れとっておいた。「なんて素晴らしい友情なんだ」


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次の日の夜は 博多でも三本の指に入るもつ鍋屋さん「やま中」 まずは牛のほほ肉、せんまい、など 牛ほほ肉はとても柔らかく味付けは甘辛系 まろやかで、食欲を誘います。そこで、ビールをプッハ〜〜〜〜〜 そして、いよいよもつ鍋美食に酔う福岡の夜_e0134515_2252334.jpg
味噌味と醤油味があるんですが、どちらも絶品です。モツも柔らかく程よい歯ごたえです。写真のすてきな手は今回私を呼んでくださったT先生。とってもすてきな先生です。しかしその左手の薬指にはきらりと光る指輪が... 「結婚してらしたのね」(ノ△・。)・・・ヽ(´o`; コレコレ美食に酔う福岡の夜_e0134515_22562380.jpg
あっという間に「おかわり!!!!!!」4人で8人前をぺろり  

本当に美味しかった!!!! 御馳走様でした  (^人^)感謝♪
本当に素敵な福岡の夜でした。


博多やきとり・もつ鍋若杉

# by saitohdance1 | 2008-06-16 23:17 | 楽しい食事

神戸学院大でのパフォーマンス

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神戸学院大で現代ダンスの鑑賞会があり 仲間のダンサーにオランダから来たマイケルを迎え踊ってきました。神戸学院大でのパフォーマンス_e0134515_18421057.jpg
リハーサル風景


マイケルは無尽蔵とも思える集中力と体力で舞台狭しと(客席も含め)空間を飛び回っていました。凄いダンサーだ! ヤジャーンのソロ作品やA 女史のソロ作品もとてもクオリティーの高いものでした。プログラムは其のソロ作品2作の後50分程のインプロ(即興)作品を提示するもので、どうなる事かと思いましたが、ミュージシャンの塚原君のアバンギャルドな構成にすっかり混沌としたインプロが展開されました。即興という見方の難しいもでしたが、お客さんの拍手は暖かくそしてアンコールもいただきました。初めにソロ2作品が質の高いものだったのが、観客の見る目を惑わさなかったのだと思います。

詳しくはヤジャーンのトホホの日々に行ってみてください。


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ところで その後の打ち上げで大変な事が(笑)
詳しくはここね・・アップして良かったかな〜〜??と言いつつアップしてみました。

# by saitohdance1 | 2008-05-21 18:44 | ダンス