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アバンギャルド・チャイナ

国際美術館にアバンギャルド・チャイナ(中国当代美術)20年を観に行く

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そこそこの展示より美術館の建物の方が面白い(笑)
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・・チャイナはメッセージ性が強いというかそのメッセージが中国当局のアバンギャルドへの免罪符になっているのでは(J氏談)と思える程だ。判で押したように強迫観念や風刺、急激な経済発展を遂げた中国社会の現状、明らかに西欧の触発によるもの。稚拙なパフォーマンス。などなど余り面白く無いものも多かった。

その中でも色彩豊かな作品や家庭をテーマにした一見ほのぼのとした作品(よく見ると怖かったり)観察力を要求される面白いオブジェなどあり楽しめた。

しかし何よりほっこりとのんびり見入ってしまったのが常設で展示のあった「新国誠一の具体詩・・詩と美術のあいだに」 副題は非常に的を得ている。
これはとても説明出来ないが言葉の視覚化とでも言おうか?・・やはり私の文才では無理です。どうぞ美術館へ(笑)

兎に角 チャイナを見てやや刹那的発想にうんざりしていた所に現れた天使のような作品群だった。 この人の作品を見たのは初めてではない?はずなのだが(どこかで見てる気がする)なぜか今日は引っかかった。 本当に奥ゆかしく清潔なもの(卑猥でもある)が広がっていた。  興味のある方は是非!! 但しチャイナを見た後に見るのがインパクトありかと(笑)

by saitohdance1 | 2009-03-20 00:52 | 日々

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